今から14年前に某新聞に掲載されました。業界紙レベルの地方紙でしたが意外にも大きな反響がありましたので15周年を機会に再発行いたします。
あれから、15年もたったのにもかかわらず、呆れますの一言です。この会社が25年ほど前に保証した家賃は55,000円、今はなんと33,000円です。
これでも、東証1部上場企業です。自分は御年61才でありながら、朝一番に草むしり、部屋の清掃、365日ほぼ休みなし、それでも毎日を楽しんでいます。
本日、愛犬と散歩、レジ袋にいっぱいのゴミ拾いをしてきました。空き缶は5本、たばこの吸い殻20本でした。少し、街をきれいにできた。コンビニの駐車場で愛犬が超かわいいといわれ嬉しかった。
話を本題に戻します。
25年前にくらべ賃貸住宅の暮らしは全体的に快適になってきています。
バブル経済に向かって社会が大いに華やいでいるのにもかかわらず、住生活に限っていえば、25年ほど前に建築されたアパートの間取りをみれば貧弱であったことがわかります。
こんな間取りで暮らしていました。玄関開けたら、ダイニングが丸見え。電子レンジや炊飯器はどこに置いていたのか気になります。食器戸棚は?歯磨きは?和室で布団で寝ていた。当時、このような間取りに住んでいたの方にお聞きしました。住み始めたころ、ベッドを和室にカーペット敷いて使っていた。こどもが生まれた時から、ベッドをやめて、畳にふとんという生活になった。
□「玄関開けたら、ダイニングが丸見え」については当時、検討したアパートのほとんどがそんな間取りだったような気がします。その際には気にならなかったが冬の風の強い日、ほこりが入ってダイニングの床を朝一番に掃除していました。今のアパートは玄関ホールがあるのでそのようなことはありません。
□「電子レンジや炊飯器はどこに置いていたのか」については冷蔵庫が小さかったので電子レンジはその上に置いて、炊飯器は炊き上がるまでテーブルの下、炊き上がると、テーブルの上に置いて使ってました。
□「食器戸棚」は置けないので買わなかった。
□「歯磨き」はキッチンでしていました。
その後、2DKだと手狭になったので今の2LDKに移りました。
今の若い方だとモノをはじめから持っているので、モノを処分してまで入居してくれる方はいないのではないかといわれました。
実際に空室物件の多くはそのような間取りのものが多く、不動産業者の方もそういっています。案内してもモノが置けないといわれたら、処分してくださいとまでいえません。気の利いた方であれば、そうですか、置きたい家具のサイズを教えてくださいというはずです。
生活に必要なモノのリストを手にして新しい暮らしを考えることが快適な暮らしの第一歩です。