電気が発明され、実用化されたのはわずか100年余り、皆さん驚きますが意外に最近なのです。
現在、家電製品をはじめ電気はいろいろなものに使われ、もはや日常生活に必要不可欠なものです。
原子力発電所が被災した際の【計画停電】の不便さは記憶に新しいことです。%e3%81%9f%e3%82%81%e3%82%89%e3%82%8c%e3%81%aa%e3%81%84%e3%82%82%e3%81%ae

電気を入れることによって起きる化学反応に着目し、実用化された【バッテリー】が発明されてからの急激な進化はそれまでの常識を大きく変えました。電気をコードから解放できたのです。
固定電話→携帯電話は会話だけではなく、カメラ機能、ナビ機能、インターネット機能までついています。携帯電話があれば、どこでも仕事ができます!
しかし、まだ、社会全体を支える大容量の電気を蓄えることは技術面、コスト面からできません。
今、必要な量の電気を今、作るという需要と供給のバランス管理が最も大切なことになのです。
これができなければ、電圧、周波数が変動してしまい、最悪、停電してしまうそうです。【バッテリー】が発明されても電気がためられないといわれているのはそのためです。

人は、生活していくためには、「物」が必要になりますよね? たとえば、「食べ物」や「着る物」、住むための家も、「物」になります。 人が生活していくためには、このような「物」が、必ず必要になります。
ただ、このような 「物」 同士を、物々交換で交換をすることは、大変だし、難しいです。
たとえば、リンゴとTシャツを交換するためには、 「リンゴはいくつ必要なのか」 とか、 「じゃあTシャツと自転車を交換するためには、Tシャツは何枚必要なのか」 というような形で悩んでしまいます。 物と物を交換するということは、持ち運びも大変だし、交換がしづらい(分かりづらい)というデメリットがあるということです。
そこで、電気よりもはるか前に登場した便利なものが、「お金」です!

【時間】という概念を意識できるのは人間だけ?
人間以外の動物には時間の概念がなく、ただ「今、この瞬間」を生きているということです。
時間や暦は人間が勝手に決めているだけなので、動物がそれを理解しているとはいえないのです。
また、仕事をするのに時間が必要なことは誰でもわかることです。
仕事が多くて残業しなければならないということもあります。
普通電車では時間がかかるので高い料金の新幹線を利用する。
自分ひとりではできないので従業員を雇う。%e6%99%82%e3%81%a8%e3%81%8a%e9%87%91
このようにとらえると時間は大切な資源であることは明白な事実です。

時間も電気のようにかたちを変えればためられます。
何に変えればいいのか?生活に必要ないろいろなものやサービスと交換できるモノ、分けやすいモノがいいのは当然です。
この便利な優れモノは【お金】です。時間をお金に変えることは容易でよくみられます。たとえば、賃貸住宅を建てて、家賃を得るということなどです。